壁に描かれた躍動感あふれる数々の絵。それは今から約2万年も前にラスコーの洞窟にクロマニョン人の手によって描かれたもの。
1979年に世界遺産として認定されましたが、壁画を保存するため現在は公開されていません。
ですが、その素晴らしさと魅力を多くの人に知ってもらうため世界を巡回する展示会が行われています。
そして、いよいよ3月25日(土)から東北歴史博物館で「世界遺産ラスコー展〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」が開催されることとなりました。
この特別展では、謎に包まれたラスコー洞窟の全貌を紹介するとともに、精密に再現された実物大の洞窟壁画展示によって、洞窟内部の世界を体験することができます。
併せて記念講演会や展示解説なども行われますので、ラスコー洞窟から発見された貴重な遺物やクロマニョン人が描いた最高傑作を、ぜひご自身の目で見て、2万年前の世界を感じていただきたいと思います。
■基本情報
世界遺産ラスコー展〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜
開催期間:3月25日(土)~5月28日(日)
開館時間:9:30~17:00(発券は16:30まで)
開催場所:東北歴史博物館
住所:多賀城市高崎1-22-1
TEL:022-368-0106
休館日:毎週月曜日(ただし,5月1日は開館)
公式サイト:http://www.thm.pref.miyagi.jp/exhibition/detail.php?data_id=882