「大崎八幡宮」は、1607年(慶長12年)に伊達正宗公によって創建されました。
創建と同時に建立された社殿は、桃山建築の傑作とされ、1952年(昭和27年)に国宝に指定されています。
特徴は「権現造(ごんげんづくり)」。石の間造とも呼ばれる、本殿と拝殿を石の間でつないで一体化した設計になっています。
ほかにも、正宗公らしい豪華絢爛な細工があちこちに施されていて、訪れるものを圧倒する雰囲気があります。
厄除け・除災招福、必勝・安産祈願の神様として、仙台城下に住む人々から長く崇拝されています。もちろん現在も、多くの仙台市民が訪れる神社です。毎年1月14日の「松焚祭(どんと祭)」には大勢の人が詰めかけ、そこで行なわれる「裸まいり」も有名です。
あえて混み合わない時期を選んで、静謐な空気に浸るのもいいと思いますよ。
◇大崎八幡宮へのアクセス
バス:仙台駅西口10番・15番乗り場から「折立・作並」「国見ヶ丘」「南吉成」行き乗車→「大崎八幡宮前」下車