仙台の夏の終わりを締めくくるイベントといえば「広瀬川灯ろう流し」ですよね。
昔の送り盆とされる8月20日に毎年開催され、 古くは江戸時代から続く歴史的な伝統行事であり、地元の方には小さなころから慣れ親しんだふるさとのお祭り。中断していた時期もありましたが、平成2年より復活し現在まで続いています。
2011年以降は東日本大震災で亡くなった方々の霊を弔う方も多く、美しく幻想的な灯ろう流しの風景には、沢山の想いが込められ、見ている人の胸を打ちます。
開会セレモニーの後に行われる地元高校生による「光と水とコンサートの夕べ」も必見です。フィナーレの花火大会では、シンセサイザーの幻想的な音色とともに、多数の打上げ花火が上がりますよ♪
今年は、灯ろう流しを後世に残すためクラウドファンディングを行い、たくさんの方からの温かい支援をいただいての開催となります。灯ろう流しの文化がない場所で暮らしている方、一度もそういう機会がなかった方も、ご先祖さまへの供養や、家内安全といったお願い事でもよいそうなのでぜひご参加ください。
今年の夏の締めくくりに、みなさんも「広瀬川灯ろう流し」へ足を運んでみてくださいね。
■基本情報
第29回 広瀬川灯ろう流し
開催日:2018年8月20日(月)
開催時間:15:00~21:00(花火大会は20:00から)
開催場所:仙台市広瀬川河岸宮沢橋下特設会場
公式サイト:http://hirosegawatourou.miyagi.jp/index.html