「子ども食堂」とは、夫婦共働きなどによる「孤食」の子どもに食の大切さを提供する場です。
でも最近は子どもに限らず、親子連れや1人暮らしの高齢者にも門戸を広げる、まさに地域の交流拠点となりつつあるようです。
若林区の連坊コミュニティセンターに開設されたのは「子ども食堂Bamboo(バンブー)」。
バンブーを主宰する会社員成田祐美さんは以前から「子どもに関わる何かをしたい」と考え、友人たち数人と活動を開始。
バンブー(竹)という名には、すくすくと伸びる竹の姿から「子どもたちの成長を見守る」という思いを込めたそう。
月1回、水曜日に不定期で開かれる食堂は、回を重ねるごとに、子どもたちだけではなく、親子連れや高齢者の利用も増えてきたとか。
テーブルでは世代を超えた交流で盛り上がることも。
まるで学校帰りに近所の家に立ち寄ったような、アットホームな雰囲気を作るよう、スタッフも気を付けているそうです。
子どもたちに楽しい食卓を提供するだけでなく、地域がつながる場所になることが期待できるのではないでしょうか。
■基本情報
子ども食堂Bamboo(バンブー)
電話番号:080(3486)8311
要予約
参加費:大人300円、高校生以下無料