「榴ヶ岡公園」は、仙台藩四代藩主綱村が京都から取り寄せたシダレザクラなど1000本あまりをこの地に植えたのが始まりと言われています。
文化年間の大火により桜の大半が焼失し、昭和3(1928)年に昭和天皇御即位記念として桜100本が植樹され、その後に植えたものを含めシダレザクラ、ソメイヨシノなど約370本の桜が公園内にある桜の名所となっております。
花見時期の公園は場所取りで大変な混雑ですが普段は市民の憩いの場となっています。
平成元年に日本の都市公園100選に選ばれた公園内は、サクラのほか、ウメ、ツバキ、フジ、ハギなども植えられ、季節ごとに彩りを添えます。
噴水彫刻「杜のうた」は、夏になると涼しさを演出してくれます。
また、旧陸軍歩兵第四連隊兵舎の一棟を移築した歴史民俗資料館もあり、仙台の歴史や民俗に親しむこともできます。
仙台駅からは少し遠いですがJR仙石線榴ヶ岡駅からすぐの立地にあり徒歩圏内に今年観覧車ができた東北楽天イーグルスの球場もあります。野球観戦がてら立ち寄ってみるのもいいでしょう。
■基本情報
榴ヶ岡公園
住所:仙台市宮城野区五輪一丁目301-3外
電話番号:022-214-8259